10-08/11 | 時代錯誤な試行錯誤。 今更ながらですが日記・日々精進をブログ形式に移行してみようと思います。 http://cruise1999.blog96.fc2.com/ 皆様ブックマーク&リンクお願い致しますm(_ _)m まぁ何で今更かというと、テンプレートにあったレイアウトをちょこちょこカスタマイズしてみたらここの日記レイアウトに似たようなのが出来たから、とホントにただそれだけです。 内容的にはホント、ここの日記のみの移行で、掲示板、ツーリング案内、素人インプレ等のコンテンツは新規更新も従来のスタイルのままの予定になっておりますので、(ブログからは記事掲載→リンクで対応予定)よろしくお願いいたします〜 |
10-08/11 | かの宴からしばらく。 いややっぱあのクオリティはスゴかった、是非もう一度その格好でこのセリフをお願いしたい。 じょにぃ珍、以前自分が書いたのを再掲載しときます、是非あの格好でこれを演説り、ニコ動にうpってください。 ネ申確定ですよ。 諸君 私はMTが好きだ 諸君 私はMTが好きだ 諸君 私はMTが大好きだ 4MTが好きだ 5MTが好きだ 6MTが好きだ クラッチペダルが好きだ シフトノブが好きだ ヒール&トウが好きだ シフトダウンが好きだ シフトアップが好きだ クラッチ蹴りが好きだ シフトロックが好きだ ミッションブローが好きだ オーバーレブが好きだ 私道で 市道で 県道で 国道で 農道で 高速道路で 陸橋で トンネルで 駐車場で サーキットで この地上で行われるありとあらゆるMT操作が大好きだ リアタイヤをブレイクさせる為に爆音と共にクラッチを蹴り飛ばすのが好きだ 見事なクラッチミートですべてのパワーが地面に伝わった時など心がおどる 熟練者の操るMT車がシフトスイッチ付きAT車をぶち抜くのが好きだ スキール音を上げてアンダーを出しラインを外したヘタレをインから刺した時など胸がすくような気持ちだった MTでCVT以上に滑らか加速をするのが好きだ 恐慌状態の初心者が既に息絶えたエンジンに何度も何度もキーをひねる様など感動すら覚える MTは引退などという逃亡兵達を横目にクラッチを繋ぐ快感を得る時などはもうたまらない 喚き叫ぶエコロジスト達が実燃費に優れるMT車を前に、セルフスタンドで金切り声を上げてダラダラと給油している様など最高だ 哀れなATオーナー達が必死にATの優位性を説いているのを「楽しくない」の一言で木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える 高速変速のシーケンシャルミッションにグダグダに言われるのが好きだ 必死に守るはずだったダイレクト感が蹂躙され変速速度の速さで凌駕される様はとてもとても悲しいものだ MTの設定が押し潰されて殲滅されるのが好きだ 一部の商用グレードのみに設定され働き蟻の様に地べたを這い回るっているように見られるのは屈辱の極みだ 諸君 私はMTを、クラッチのあるMTを望んでいる 諸君 私に付き従うMTオタク諸君 君達は一体何を望んでいる? 更なるMT車の設定を望むか? 情け容赦のない糞の様な渋滞でのクラッチ操作を望むか? 鉄風雷火の限りを尽くし駆け抜ける喜びを味わうMTのドライビングを望むか? 『MT! MT! MT!』 よろしい ならばマニュアルトランスミッションだ 我々は渾身の力をこめて今まさにシフトダウンせんとする握り拳だ だがこの暗い闇の底で堪え続けてきた我々にただのMT車増加ではもはや足りない!! MTを!! すべてのクルマにMTの設定を!! 我らはわずかに5% 極々一部に満たぬ敗残兵に過ぎない だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している ならば我らは諸君と私で総力5%と1人のMT購入者となる 我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう 髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう 連中にクルマの運転のなんたるかを思い出させてやる 連中に我々のクラッチ操作を思い出させてやる 天と地のはざまには奴らの小理屈では思いもよらない事があることを思い出させてやる 5%のMTクルマオタクで 日本にクルマの楽しさを思い出させてやる いやホンットマジで見たい。 |
10-08/09 | 忘れてませんか? 皆様、忘れておられませんか? 8月16日は松下幸の誕生日 大事なので、もう一度書きますね、 8月16日は松下幸の誕生日 え?何々?欲しいもの言ってみろって? 仕方ないなぁ、まるで催促してるみたいじゃないか、いやぁ参ったなぁ。 んで今一番欲しいもの、といえば ドライブレコーダ ですね。 いや先日国道でステージアが大クラッシュしたのを目撃した、と書きましたが、これ、ちょっと考えてみると、自分がステージアの側で、飛び出してきたekワゴンが逃げてて、かつ目撃者がいなかったら、と考えたら、どうでしょう。さらには自分が死んでたりしたら、どうなったでしょう。 間違いなく「スピード超過の単独事故」で処理されてオシマイ、でしょうね。 まぁ自分が被害者側であった時の事を考えると、このドライブレコーダというのは非常に大きな武器になると同時に、交通における死人に口なしという間違っている状況をどうにかする唯一の道具だと自分は思います。 先日の事故目撃からNCロードスター、T31エクストレイル、カローラワゴン、全部にドライブレコーダ、欲しくて仕方ありません。 そして同時に、自分が加害者側であった場合。自分の過失で事故を引き起こした際に、手前勝手な自分はきっと自身以外に要因を求めてしまう可能性が大いにあるので、自らにそのような馬鹿な逃げ道を作らせない為、つまりは普段の運転意識から自身を律する為にも、機械的な記録というものが欲しい、と思う時があります。 ただ以前ドライブレコーダの話でも書きましたが、過去のポータブルナビ(PND)市場同様、大手が入ってきていないと機械性能と価格が釣り合ってない状況が続きますわな。 一昔前のPND市場は無名のメーカーがスペックは低いながらも低価格勝負だったのが、パナソニックやサンヨー、ソニーら大手がPND市場に入ってくると一気に価格は横ばいながら圧倒的な高性能化が進みした。 ドライブレコーダ市場にも、早くこの流れが欲しい。 まぁそれをいつまでも待っていても仕方ないので、とりあえず近々ドライブレコーダ、どれか一個買おうかな、と。GPSとかG計測とかの機能まではいらないから、そこそこの夜間画質で、もちろん日本製のを。 あ、先にも書きましたが、 我が家にはドライブレコーダを付けたいクルマが3台おります。 そして大事な事なので、もう一度書きます、 8月16日は松下幸の誕生日 これだけ書けば(以下略 |
10-08/07 | パイロットμ90。 プライベート〜仕事(スーツ時)用のウェストバッグ用のショートタイプのペンが壊れ、なんかイイのないかなと考えた時に思い出したのがパイロットのボディ〜ペン先一体型の格好良い万年筆。 そういや近くの文具店に売ってたなぁ、と思って行ってみると売り切れ。 お店の人の個人所有のを見せてもらったけど、丁度イイサイズ。ただ全店舗で在庫ゼロとの事。 んでこのパイロットμ90という万年筆を調べてみると、9000本限定というなんというか万年筆市場的にビミョーな数の限定品だったそうです。しかも月最大生産本数が1000本だとかで発売から終了まで9ヶ月と間があるだけに、そりゃ地味に最近までショーケースん中に残ってたりするワケだ。 が、生産終了の品薄傾向からかどうもタッチの差で売れたらしく、さらにはネットでも地味に売り切ればかり。 さてどうするか、と他にいくつか細身な万年筆/ボールペンを探したけど、どうにも細すぎたり短すぎたりと、これは!というサイズのものがない。 これから講習会や勉強会、来期の会議等々スーツ着る機会が続く時期なので、ウェストバッグ用のペンは適度に小さく書きやすく、そしてビジネス的に時計同様この手のアイテムにはちょっとした趣味性と話題性がないといけません。 嫌味がないという点も考慮に入れると、やはりμ90がイイ。 店頭在庫はどこにもなく、ネットで探すとポツンと一つ。ホントはFニブ(細字)が欲しかったけど、諦めてMニブ(中字)を。 しかし最近ネット通販は一昔前と比べて本当に早く届くようになったねぇ…オーダーした翌々日にはもう手元に。 サイズは最初見たとおり、文句無し。出っ張りの少ないデザインはウェストバッグの中でも邪魔にならないだろうし、ボディのヘアライン加工もすっきりしているし、キャップトップのブルーの宝石・スピネルもキレイ。当然最大の特徴であるボディ〜ペン先一体型はやっぱり独特でイイ。 んで書き味はネットなどでも硬い硬いと聞いていたけど予想よりも柔らかく、良さげ。ザザザッと走り書きしてもちゃんとインクが着いてくる。 とりあえず会議とか署名とかがメインなんで色雫などのカラーインクを使わずに、あとスピネルの色に合わせて純正カートリッジのブルーをチョイス。 さて、ザクザク使いますか! |
10-08/04 | のぶひこ珍結婚式、大幅加筆集成&写真大量追加しましたので、誰でも閲覧できる場所からパスワードかけたトコに移動させました。 え〜、見たい方は松下のケータイメールにご連絡を〜パスワードを教えます。 あ、もちろんウチらはともかく、新郎新婦・その他参加者の皆様のプライバシーがありますので、パスワード・URL共に絶対厳守・漏洩禁止で。 では、こちらから。 あ、音注意で。 ,___ |
10-07/30 | 正直、スマンカッタ。 今回は謝罪をせねばなりません。 今まで「ブルーレイ?どうせすぐ次の規格に喰われるって」と小馬鹿にしてまいりましたが、この度当家DVD/HDDレコーダの不調により、ブルーレイ/HDDレコーダに買い換えまして、実際にその映像を見たら、いやはやスゲェです、コレ。 まず普通のDVDを再生しても画質が圧倒的に良い。HDMI接続も効いているのだろうけど、DVDアップコンバータ、つまり高画質化回路で手持ちのDVDでも相当クッキリスッキリとした画質に。 そしていざブルーレイのソフトラインナップで欲しいのといえば… 『機動警察パトレイバーtheMovie』 どうしてもコレになっちゃうんだよ! ビデオ、DVD、DVDオーディオリマスター版とバンダイビジュアルの小出し商法に泣かされつつも全部持っていて(さすがに廉価版までは買いませんでしたが)、それでもやっぱりこの作品にはまだまだ惹かれる。 その中身に関しては今更書く必要もないくらいのターニングポイント的な歴史的名作なので省略。(これが無かったら『マトリックス』も『踊る大捜査線』も無かったかもしれない) あと1989年の公開時、自分は小学校6年で用意された中から選ぶのではなく、初めてゼロから自分で選んで観た映画でもある。つまり「生まれて初めて食ったカツ丼」c押井守 まぁ実際当時の自分にはOSだの共鳴だのトロイの木馬だのは全く解らなかったけど、とにかく圧倒されたのだけは憶えている。 それ以降、何回観たかなぁ。BGM代わりに流してたの含めると、100回じゃきかないだろうなぁ。 そのほぼすべてのセリフと場面を憶えているこの作品を、ブルーレイで。 感動。 DVDやビデオでは潰れて見えなかった部分まで、とにかく徹底的に書き込んであるのがよく解る。そしてそれがただ雑多に押し込んであるのではなく、それぞれに意味がある書き込みである事が画面から伝わってくる。 質が違いすぎる。 画質が良くなった事により浮かび上がったのは“線”とか“陰影”とかの高解像度の恩恵そのものじゃなく、制作側の技術、熱意、意識の高さ。 単純に解像度が増したからといって、この感動は無いだろう。解像度が増した事によって見えたものの大きさが、ホントスゴかった。そのまさに職人芸と言えるレベルの作品である事に改めて気付かせてくれたブルーレイという規格に、感謝。 /_ | /. \ ̄ ̄ ̄ ̄| / / ― ― | | / - - | ||| (6 > | | | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | ┃─┃| < 繋ぎ規格とか言って、正直、スマンカッタ。 || | | | \ ┃ ┃/ \________ | || | |  ̄  ̄| つまり逆にそういう濃さがない作品だと、アラが見えてガッカリする諸刃の剣かも、と。 |
10-07/29 | 信じようと信じまいと。 さほど道幅も広くなく、かつヘアピンカーブが続く山道。 時折照明があり、茂みや木々がうっすら照らされる。 助手席にロードスター繋がりの友人を乗せ、走っていたその時ふと …絶対に路肩を見ちゃダメだ。 と感じた。 体全体に伝わる、えもいわれぬ感じ。 何でかは解らないが、とにかく道路以外を見てはいけないと感じた。 視線を完全に路面に向ける。 視界に入る路肩は意識的に識別処理しないように脳に命じる。 何か意識しないように、とにかく焦点をずらすように。 そうしているとエンジンの調子が急に悪くなる。 なんというか「マフラーの出口を抑えられているかのような」感じ。 アクセルレスポンスも悪く、エキゾーストノートも不快な低音ばかりが響く。 口にしたらいけないような気がして、黙って走る。 その山道を下りきり、県道に合流した後、友人にその事を告げると「やっぱり」と言う返事。 その山道を離れれば離れるほどそのゾワゾワしたような感じは消えていき、エンジンの調子も戻る。試しに同じような坂で同じような回転数をキープしてみても、明らかに音もフィーリングも違う。 なんだったんだろう。 以下 幽霊なんかいない マツダ車だし 冗談は顔だけにしろ あ〜あ〜聞こえな〜い 禁止。 |
10-07/22 | 事故目撃。 通勤途中に大きな事故を目撃。 自分は国道8号線の走行車線を走っていて、先の信号の歩行者信号が点滅していたので減速。(ここは信号が2つ並んでいるので手前の信号をギリギリで突破しても先の信号で引っかかる為、無理に駆け抜けるのは無駄なので。) 追い越し車線を自分よりも20mちょっと前を走っていた黒いステージアは信号が黄色に変わる前に交差点を駆け抜けようとしたのだろう、その瞬間対向の右折車線からekワゴンが(クルマの性能から考えると、多分一気にアクセル全開で)飛び出してきた。 それを避けようとしたステージアが大きく左にハンドルを切り、そこから右に切り戻してスピン、そのまま降り戻しで横滑りし、中央分離帯にフロント右から衝突、跳ね上がるように一回転して停止。 おいおい、思いっきりハラ見えてたぞ、ステージアの。 すぐその右折車線から飛び出してきたekワゴンを視線で追いかける。接触はしていないはず…交差点横で一旦停止しているが、そのまま逃げた時の事を考えてナンバーをメモり、それから停車できる所までクルマを進めて、119番通報。 路線名、交差点名、事故車両、事故状況を簡単に伝えると、とりあえず目撃・通報者は残っていて欲しいと言われる。まぁどちらにしてもステージアのドライバーの安否も心配なので、クルマを事故現場付近に戻す。 ふと見るとekワゴンが戻ってきている。うむ、逃げなかったか。 とりあえずドライバーは生きているよう。交通量が多い道路なので下手にフラフラ近寄って二次災害を起こしてもアレだし、燃料などの漏れも無さそうなので出てきたドライバーにとりあえず動くなクルマの中にいろ、と声をかける。ありゃ明日以降、キッツイかもな。 しばらくすると救急車が到着、間をおいて作業車も到着し、飛び散った部品を集め、事故車が発火しないように処理している。それから警察の事故処理車が到着。事故内容を警察官に伝え、現場を後にする。 まぁ警察官もそのekワゴンのドライバー(おばあちゃん)に言ってたけど、過失そのものはekワゴン側だろうね。(過失なんたらで捜査対象どうとか言ってた) ステージアも法定速度以下であったとは思えないけど、過剰な速度オーバーしてはいなかったろうし、信号的にも法律的にも直進が優先だしね。 ただ事故回避能力という点で言うと、当然過失が少ないもらい事故に近い形とはいえ、このステージアのドライバーは決して高くなかったように思う。 そもそもこの手前の信号を無事に通過していたとしても、連続する次の信号でやはり停止せねばならなかったろうから信号をギリギリで通過するメリットは無いだろうし、止まるという選択肢が最も効率的だろう。(自分がカローラワゴンというクルマだったから選んだのはこちらだった。多分エクストレイルでも同じ選択をしていた。) ただ通過を前提とするならば、このような交差点の場合、やはり最優先確認事項は対向右折車の確認だ。(歩道は地下歩道がある見渡しやすい国道、歩行者の確認はこの場合優先順位としては低い) 自分であればああいう状況の場合、まず前段階での加速と、右折車に出てくるなという合図にパッシングかクラクションで自車の存在をアピールしているだろう。自動車が速いと言っても光や音よりは当然遅い。(NCロードスターであればこの選択肢だったろう。) あとね、大事なのは対向右折待ち車両の車種が軽四などの運転技術未熟者である確率が高い車両かどうかの確認。 これは自分が逆に右折側の立場を含む、公道を走るどの立場でもそうだが、クルマそのものの性能と、そのクルマを選ぶ大半の人間の傾向を理解する事は交通事故回避に非常に有効。 この重要さを理解してない人、本当に多い。いや、重要さ以前に根本的にその判断方法の存在を知らない運転免許保持者、多いんだろうなぁと思う。 そのうち車種別傾向と対策、まとめて書いてみようかな。 |
10-07/17 | ジャパンクオリティの正体。 トヨタアクセル問題の時も書きましたが、日本車の高品質=ジャパンクオリティというのは、日本人が設計をしているからではなく、日本人が品質管理をしているからである、と書きました。 しかし現在、どんどん生産拠点は労働賃金の安い海外、それもちょっと前の中国などからタイやインドへと移り変わっていっています。 さて、先日発売されたK13マーチ。日本国内量販車種初の海外生産車です。 自分はこのクルマの出来次第で日産そのものの根底を揺るがすのでは、と思っています。 「同じ設備、同じマニュアルを用いれば世界中どこでも同じ品質でモノが作れる」という人がいます。が、実際に生産管理に携わっている人に聞くと、それは違うという答えが必ずと言っていいほど返ってきます。 そう、違うんです。 一言で表すと、国民性。もうそれ以上でもそれ以下でもありません。 大抵この手の話になると一部の例外を取り出し、さも日本国外での生産でも問題ないように語る人がいますが、このような生産工場などの多数の人間が関わる場合、全体の平均値の下限をみて判断すべきなのです。ええ、悪貨は良貨を駆逐するんです。 例えばT31エクストレイルとほぼ同じメカニズムを採用するクルマにイギリス生産車であるデュアリス(現地名キャシュカイ)があります。このエクストレイルとデュアリス、自分がエクストレイルを買ったディーラーで、どちらがトラブルが多いかというと、これはもう販売台数は圧倒的にエクストレイルが多いにも関わらず、デュアリスの方が多いそうです。それも組付ミスなどのヒューマンエラー的なものが。 それが直接の原因かは解りませんが、デュアリスの日本国内販売分はある時期から日本国内工場生産に切り替わったそうです。 ただここで大事なのは、デュアリスは販売段数的にもさほどではなく、更に購入者層も比較的クルマについて理解のある人が多いという事が幸いし、あまり表に出る事は少なかったようです。 K13マーチはどうでしょうか。 マーチの購入者層はクルマに感心のある人間は少なく、緊急時の臨機応変な対応も期待できず、しかし販売台数はフィットやヴィッツに大きく劣るとは言っても、それでも月3000〜4000台は売れるクルマです。 クルマのハードウェアにおける耐久性、いや省メンテ性について世界で最も厳しいのは、間違いなく日本でしょう。 日本でクルマはまともに動いて当たり前。そしてそれを追求する事が信頼感に繋がり、トヨタのシェアが大きい理由の一つでもあります。 そう、当たり前、なのです。 海外メーカーですら最近では壊れないのは当然。今時「故障も楽しみの一つ、当然の事」なんて言葉、通用すると思っている人間は馬鹿なガイシャオタクぐらいのモノです。当然マーチも海外生産だからなどという言い訳は全く通りません。 タイ生産のK13マーチ、これが日本生産と同じクオリティかそれより上で初めてプラスマイナスゼロ、なのです。まずこのハードルからして自分は難しいと思いますが…そして当然、ここからが大事な所ですが…ちょっとでも信頼性に劣る部分が出始めるようであれば、K13マーチの信頼性、ひいては日産そのものへの信頼というのは一気に無くなります。 そこから失うモノはちょっとやそっとのものではありません。一連のトヨタアクセル問題やプリウスブレーキ問題なんてほぼいいがかりとも言える批判とは全く違うレベルでの信頼失墜がそこにあります。 自分は日産がこのK13マーチで根底を少なからず揺らされるのでは、と危惧します。と、同時にデュアリス同様、いつこのK13マーチの日本販売分が国内工場生産になるか、にも注目しています。 さて、どうなるでしょうか。 |